決算は難しそうに見えますが、最初からすべての数字を読む必要はありません。売上・利益・EPS・利益率・会社予想など、重要なポイントから順番に確認すると全体像をつかみやすくなります。
決算とは?
企業が一定期間の売上や利益、財務状況などをまとめて公表するものです。日本企業では四半期ごとの決算発表が一般的で、企業の今の状態や今後の見通しを確認する重要な材料になります。
最初に見る6つのポイント
事業の規模が伸びているかを確認します。増収でも利益が減っている場合は中身を見る必要があります。
本業でどれくらい利益を出せているかを見る重要な指標です。
1株あたり利益や最終利益の伸びを確認し、株主に帰属する利益が増えているかを見ます。
売上に対してどれくらい利益が残るかを確認します。売上増でも利益率低下が続く場合は注意します。
会社が掲げる年間予想に対して、どの程度進んでいるかを確認します。
上方修正・下方修正・据え置きなど、経営陣が今後をどう見ているかを確認します。
増収増益だけで判断しない
前年比で売上や利益が増えていても、一時的な要因や前年が低かった反動で良く見えることがあります。逆に減益でも、先行投資や一時費用によるものなら将来につながる場合があります。
何が増減の原因なのか、会社説明や決算資料のコメントまで見ることで、決算の質が分かりやすくなります。
進捗率の見方
通期予想に対して順調に利益が積み上がっているかを見る方法です。ただし季節性が強い企業では、単純な四半期進捗率だけで判断できない場合があります。
決算で注意したいこと
- 一時的な利益:資産売却など本業以外の利益で数字が良く見える場合があります。
- 利益率低下:売上が増えてもコスト増で利益率が下がる場合があります。
- 下方修正:会社予想が引き下げられた場合は理由を確認します。
- 前年同期比だけを見る:前年の特殊要因で見え方が大きく変わることがあります。
- 1四半期だけで決める:中長期の流れや通期計画も合わせて見ます。
かぶみるではどう見る?
かぶみるでは、売上成長・営業利益成長・EPS・利益率・通期進捗や会社予想・決算の質を20点満点で評価し、S〜Eのランクで表示します。
まとめ
決算を見るときは、売上・営業利益・EPS・利益率・進捗・会社予想を順番に確認します。数字の増減だけでなく、その理由や一時要因まで見ることで、企業の本当の状態を判断しやすくなります。
※掲載内容は一般的な情報整理を目的としたものです。実際の投資判断では、各企業の最新決算資料・適時開示・公式情報をご確認ください。
